ディズニー映画「リメンバー・ミー」をもうご覧になりましたか?(まだの方は、安心してください。この記事内に、ネタバレはありません)

我が家では、家族みんなに好評な映画でした。わたしはモルモン教徒として、映画に描かれていた、先祖を大切に思う気持ちに共感を覚えました。

映画では、この世を去った先祖たちが、来世でも引き続き地上にいる家族のことを見守っています。そして、もし地上にいる家族が、亡くなった先祖たちの写真を飾り、彼らのことを忘れないでいるならば、一年に一回、死者の日に家族のもとを訪れることができます。

モルモン教会の会員も先祖を敬い、系図を探求し、わたしたちよりも前に生きていた人々をつなぐ活動をしています。世界中に家族歴史センターがあり、ユタ州にある記録保管庫に、世界最大量である35億以上の系図の記録が保管されています。


記録を保管する理由

わたしたちは、死んだらどうなるのでしょうか?

映画の中で描かれていたように、わたしたちも、亡くなった先祖たちは、優しく「向こう側」からわたしたちを見守り、再び会うことができる日を待ち望んでいると信じています。わたしたちは死ぬと、霊が体から離れ、自分の人生をどのように生きたかによって、喜びと平安の場所か悲しみと後悔の場所かのどちらかに一時的に行くことになります。その場所には、復活までとどまり、復活すると決して二度と肉体の死を経験することはありません。正しい人々は、イエス・キリストの恵みと贖いをとおして、天父とともに生きることができる永遠の生命を受けることができます。

わたしたちの先祖の行く末

この映画のように、わたしたちよりも先に亡くなった先祖たちのために、わたしたちはこの地上で彼らを助け、仕えるためにできることがあると信じています。

新約聖書には、バプテスマについて80回以上も言及されているため、多くのキリスト教信者は、救いにはバプテスマが必要であると信じています。しかし、バプテスマを受ける前に亡くなった幼児や、非キリスト教国や文化に何世紀も暮らしていた多くの人々など、バプテスマを受ける機会がなく亡くなった人々はどうなるのでしょうか?わたしたちは、彼らもバプテスマを受ける機会が与えられると信じています。使徒パウロは、この教義について明白に語っています。

「そうでないとすれば、死者のためにバプテスマを受ける人々は、なぜそれをするのだろうか。もし死者が全くよみがえらないとすれば、なぜ人々が死者のためにバプテスマを受けるのか」(1コリント15:29)

バプテスマを受ける機会がないまま亡くなった人々は、決して不運やのろいのため機会がなかったのではありません。天父は完全に公平なお方であると同時に、完全な愛と憐れみを持ったお方であり、生きているわたしたちが亡くなった方々のために、聖なる神殿で、身代わりに救いの儀式を受けることができるように道を備えてくださいました。このためモルモン教徒は、多くの時間を費やし、膨大なリソースから亡くなった家族の記録を探求し、神殿でバプテスマ、結婚、家族の結び固めを行います。わたしたちは、いつの日か主の助けを得て、この業はアダムまでのすべての時代の人々におよび、全人類は一つの大きな家族として結ばれることを信じています。

これらの儀式は、「強制的に」いかなる人も教会に加えようとするものではなく、愛の心によって行われるものであり、彼らが儀式を受け入れることにより有効となります。完全にその人の選びによるのです。

家族歴史の重要性

なぜわたしが映画「リメンバー・ミー」に共感を覚えたのか、その理由は、わたしたちが教会で行うすべてのことは、家族を中心としたものだからだと思います。わたしにとって、天国とは、天使がハープを奏でていたり、雲の上を歩くといったイメージはありません。映画の登場人物ママ・イメルダと彼女の夫のように、家族はわたしにとって一番大切なものであり、家族のいない天国は天国ではありません。

家族歴史はなぜ大切なのでしょうか?

それは、わたしたちは、家族は永遠に住むことができると信じているからであり、人生で築くかけがえのない家族は神により与えられ、「死が二人を分かつまで」よりももっともっと長く続くものなのです。

「リメンバー・ミー」に登場するガイコツの先祖たちが、行方のわからなくなった家族を彼らの住む世界の隅々まで探し回ったように、わたしたちは、わたしたちが恩恵を受ける自分たちの先祖を見つけ助けるために、世界の隅々まで探求します。

あなたから始まる

家族との絆は、あなたが築く最も大切なものですが、わたしたちの先祖に仕えることに加え、今生存する家族に対してはどうでしょうか?離別、離婚、ひとり親など家族のスタイルは様々です。あなたの家族の状態がどんなものであろうと、家族一人一人と良い関係を築いたり、立て直すことができます。お互いに赦し合い、人生において家族を最優先にすることです。家族を変えることはできませんが、自分を変えることはできます。

イエス・キリストの福音は、あなたが家族と良い関係を築くために助けとなるでしょう。主は、あなたが忍耐し、赦し、愛するための能力を増し、この地上と来世での家族を強めるために、祈りと信仰を持って心から手を差し伸べるときに、どのように行動すれば良いか助けを与えてくださるでしょう。

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