モルモン教の宣教師は救い主イエス・キリストの証人である。預言者から召された宣教師の口から語られる証は聞く者の心を揺さぶる。その証は、聞く者の魂を光で照らすほどに力強い。宣教師は主イエス・キリストのことを証し、回復された真実の福音の証を人々に伝える。聞く者が贖い主イエス・キリストを知り、キリストのもとに来ることができるように。

もし、この宣教師の証に、音楽の力が加わったら…

一体どれほどの証になるのだろう。

モルモンショーに出演している宣教師たち

宣教師の証を音楽とともに

日本名古屋伝道部では、音楽の才能に恵まれた宣教師たちがモルモンショーコンサートツアーを通して、証と音楽を伝道部内の各地に届けている。このプログラムを作った伝道部会長はこう言う。「このコンサートツアーは他のコンサートとは違います。宣教師が証をする御霊を感じられるコンサートです。」

2016年9月23日、わたしは、浜松ワードで行われたその特別なコンサートに出席した。コーラスメンバーは16人の宣教師である。そのほとんどが米国本土からの宣教師である。その中にハワイ出身の長老が1人、そして唯一日本人の長老が1人いた。

アップテンポのオープニングナンバーでは、まず、その歌唱力とメンバーの団結力に圧倒された。はち切れんばかりの笑顔と自信に満ちたパフォーマンスが気持ち良い。

続いて「You Raise Me Up」、賛美歌「父は灯台のごとく」、「Somewhere Over the Rainbow」、バイオリン2台のフィドル、「A Cup Song」、「What a Wonderful World」、「Viva Da Vida」、「Swing Low Swing Chariot」を演奏する。ポップス、フォーク、賛美歌など様々なジャンルを網羅して観る者を飽きさせない。

11曲目の「麗しき朝よ」は、預言者ジョセフ・スミスが天父とその御子イエス・キリストにまみえた時の歌だ。まさに、歌詞の一言一言を音楽が力強く証している。次の曲、「救い主、われ信ず」は主への証である。

最後のナンバー、「Go Ye Now In Peace」は神がその御子イエス・キリストを賜ったほどにわたしたちを愛して下さっていることを思い起こさせてくれた。このコンサートで感じた温かい気持ちを、この世界に持っていきたい。名残惜しい最後の曲が終わって欲しくない。でも、きっと大丈夫。贖い主の愛が私を導いてくれる。そのように思えた。

あの時の感動は言葉では伝えられない。ぜひ機会があったら足を運んでいただきたい。伝道部長は言う。「宣教師は自分の才能を使うことを楽しんでいます。そしてそれを聞く人も喜びを感じます。」 主の僕たちが、証を唄で届けてくれた。宣教師の歌声が一人でも多くの人のもとに届くことを願ってやまない。宣教師や伝道部長ご夫妻、コンサート会場を準備してくれた会員のみなさまの働きに心から感謝している。

 

 

 

写真提供:著者

ビデオ提供:ハンセン長老(礼拝堂でのビデオ撮影は特別な許可が要りますので、地元の教会員にお尋ねください。)

 

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